『写真展~Neighbour in the world』                                     場所:ギャラリー とりこ(セノバから東に徒歩5分)                          開催期間:                                          2012年2月17日~2月20日                                  『Asia Portrait 』 http://hira-photo-world.blogspot.com/                                   

旅物語2-砂の砂漠編-




8月23日 15歳の女の子

中国船籍の蘇州号、この船はそんなに大きな船ではない・・・
半日もかからずに全て見てしまえるサイズだ。

そんなわけで夜になるとかなり暇をもてあましはじめるわけだが、
前回の旅で使用した鑑真号同様にこの船にも自販機がある。

そうビールも売っているのだ、し・か・も・ジュース150円、
ビールも150円!!

もはや、考える必要もなし!!一直線にビールの自販機に直進、
金を入れてボタンを押して、缶をとって・・・「プシュッ!!」
船が揺れているので、飲む前から酔っているようだ、
これでは酔ってもわからないのではないだろうか・・・。

知り合った旅の仲間達とこれからの行き先について話しながら
ビールを飲んでいるとタテキの友達で彼同様に
上海に住んでいる15歳の女の子ルミナがやってきた。

「この子、さっき船尾で電話して泣いていた子だな」

ソファーに座りながらみんなで会話をしているうちに
ルミナの恋愛相談になっている。

話しの内容も見た目も15歳の女の子には見えない、
ゴイチとマコと俺は話しを聞いて固まった・・・
付き合って、初日に彼氏と寝て、二日目で別れているのだ。
固まる俺たちをよそに、鈴木さん
「ぶっちゃけさ、まだ痛いだけだろ~はっはっは」
「だいたい、日本海に橋かけても会いに行くなんて彼氏は
 言ってたみたいだけどさ、そんなのムリだとおもってるだろ?」
ルミナが笑いながら、うなずいた。
「ムリだよね~はは」
沈みかけたその場の雰囲気が、また明るくなった。

ルミナはけっして悪い子ではないと思うし、
話していてまだまだ15歳だなという面
もたくさんでてきた、日本とは異なる上海で生活していて
しっかりしなければならない環境にいるためか
大人びて見えたが、やはりまだまだ15歳だ。

蘇州号には展望風呂というものがある。
1等船室以上の者のみが入れるという
肩書きだけはVIPな風呂だ。

さて俺はもちろん2等のBなので、
夜中に忍びこむことにした。
といっても、見張りもいないので
堂々と湯船につかって、展望風呂を満喫したが!!
展望風呂といっても、星も海も見えやしない・・・。
でも、こういうドキドキが一人旅の醍醐味だ!!

まだ明日まるまる船の中なんだよな~
何しよう・・・


おそらく鈴木さんと俺には年の差以上の
経験の差があるのだろうなと感じたが、
彼の経験がどのようなものなのか、
このときはわからなかった。   


2008年03月23日 Posted by hira at 22:00Comments(0)旅日記(砂の砂漠編-中国-)

バイク屋さん【カンボジア】




【カンボジア】

コーケーへの道の途中にバイクはパンクしまくっていた。

全工程で5時間くらいかな・・・

その中で3回はパンクした。



ガイドブックに

山賊

に注意といわれるエリアに置き去りにされたり、

その辺の家族と仲よく話をしたり・・・

まあ、けっこう楽しかったんだが・・・


パンク修理をしてもらったある店は

写真のような感じ・・・バイク修理屋というよりは

自転車修理屋だよな。






  


2008年03月23日 Posted by hira at 21:01Comments(0)カンボジア

旅物語1-砂の砂漠編-




※シルクロードの旅人

街灯のほとんどない、砂漠の入り口の町、
民家の門にはロバがいて、門から家の中の様子がわかる。

裸電球のわずかな灯かりで孫をなでる老婆のシルエット
が見え、夜の闇と満点の星空、古き家・・・
それらの影響か不思議な感覚に見舞われた。

私が感じたのは、はるか昔から変わらないであろうもの、
シルクロードと旅のにおいではないだろうか。

実際に見た者にしかわからない感覚・・・
まるでタイムスリップしたかのようであり、
かつてシルクロードを旅した旅人と同じ心境を味い
自分自身も旅人になった瞬間だった。

※旅立ち(8・22)

私が旅人になる瞬間よりかなり前の8月22日、
私はまだ大阪にいた。

大阪港より出港する蘇州号に乗るためだ。
飛行機よりも格安なこの船に乗るためにはるばる
静岡から鈍行でやってきた。

日本最後の夜、私の部屋には五人の人がいた・・・が、
5人のうち3人が外国人という状況!!
日本なのに日本人の方が少ない・・・
しかも私が話してたのはオーストラリア人・・・
もちろん英語。

最後の夕飯は屋台の250円のお好み焼き。

こうして日本語の会話もないまま屋台の夕飯で終わる
日本最後の夜、そして旅の最初の夜・・・

先が思いやられる。

  


2008年03月23日 Posted by hira at 12:00Comments(0)旅日記(砂の砂漠編-中国-)

旅の写真館vol,14


【シリア アレッポ】




【トルコ  イスタンブール】  


2008年03月23日 Posted by hira at 08:00Comments(2)旅の写真館

地雷に注意【カンボジア】




【カンボジア】

danger mine・・・地雷に注意!!

看板の絵と色は、「入ると死んじゃうよ」と

語りかけてくる。



看板から先は死の世界


歩くことすら命がけ・・・

人の作り出した地獄だ。



でも地獄がつくれたんだから、

天国だってつくれるはず★



さあ、天国っていうかさ、

パラダイスつくろう!!

  


2008年03月23日 Posted by hira at 01:43Comments(0)カンボジア