旅物語3-砂の砂漠編-

8月24日 イレズミ
朝起きてやることがない・・・
しかたないので、あくまでやることがないから、
しょうがなく、ビールを飲む。
しかたねーじゃん、ビールもジュースも同じ値段
なんだから、そりゃあビール飲むさ。
とりあえず、3時間ほど飲んだ・・・うんまい!!
タンザニア人のオミィに声をかけて、トランプをはじめた。
トランプは便利だ、多くの国で使われて共通のゲームも多く、
片言の英語の会話でも充分に遊べる。
この時にやったのは、「last card」というゲーム、
ウノのようでおもしろい。
ありあまる時間は拷問に近い。
360度海に囲まれた今の状況で、どこかに行く事もできない。
外にでて海を見ながら、ビールを飲む、飲む、飲む・・・
船が揺れて自分が酔っているのか、
船が揺れているのかよくわからなくなる。
夕飯に奮発してトンカツを食べた。
最後の和食か・・・トンカツって和食か??
そとに出ると夕陽がきれいだ・・・
海と夕陽だけの世界・・・変化があるのは沈み行く夕陽だけ・・・
夕陽にかわり時期に星ぼしが顔をだすだろう。
海の上は彼らの世界なのだ。
船には実は卓球台がある。
というわけで!!やらうじゃないか、卓球大会!!
船とともに台もやっている人も揺れるので、
別のスポーツのような感じだ。
優勝したのは、オミィだ。
タンザニアは卓球強いのかな・・・
寝るまえに外に行く・・・星がない。
前日は一面の星空だったが、自分の予想に反して星はなかった。
そこは完全な闇の世界・・・
どこを見ても明かりのない海、あるのは波の音と風だけ。
ここち良い風だ、何もない闇もここまで何もないとここち良い。
今日も展望風呂に忍びこんだ。
鈴木さんが途中から入ってきた・・・
彼の背中にはコンパスのイレズミがある。
そして、前にはナイフの刺し傷・・・
彼はアフリカ系のアメリカ人と日本人とのハーフで
そのことで、小さいときに良くいじめられたと言う。
彼のいじめの原因はなくすことのできないものだ。
ハーフであるという事実をなくすということは、
できるわけがないからだ。
強くなるしかないのだ・・・だから鈴木さんには雰囲気がある。
器の大きな人たち特有の雰囲気・・・オーラがあるのだ。
明日はいよいよ、上海に到着する。
経験を積んで1mmでもいいから、彼に近づきたい。
洗濯をしてねた。